13:25分那覇発飛行機前の「クエフ島」シュノーケリングツアー体験

那覇から、すぐに無人島のシュノーケリングできるツアーがあります。その一つがクエフ島です。この場所は無人島のため、おそらくツアーに申し込まないとシュノーケリングできる場所ではありません。

筆者は2018年8月に2泊3日の沖縄滞在の最終日の午前にシュノーケリングをするために「クエフ島」8時30分那覇港に集合のシュノーケリングツアーを申し込みました。

13時25分の成田行きの飛行機には正直ギリギリだったので、午後一の飛行機の方にはおススメできないスケジュールなので、マネをしない方が良いと思います。

クエフ島は初めてシュノーケリングをする人には、多くの熱帯魚がいて興奮するとツアーだと思いますが、シュノーケリングに慣れている人や、渡嘉敷や座間味島などでのシュノーケリング経験がある人にはイマイチのツアーと言わざるを得ません。

というのも、海岸近くの珊瑚は度重なるツアーにより、傷つき、魚たちは完全に餌付けされているために、正直面白みもありません。透明度は日によって違うとは思いますが、この日はイマイチの透明度でした。

本日はクエフ島のシュノーケリングツアーの体験記という形でご紹介いたします。

クエフ島でのシュノーケリングツアーの様子

沖縄の無人島だけあって、珊瑚も熱帯魚も結構いますが、この日は透明度が悪く、あまり良い写真は撮れませんでした。

沖縄を代表する熱帯魚のデバスズメダイ。餌付けされているのでたくさんやってきます。シュノーケリングをあまりやらない方でしたら、南の雰囲気をたっぷり味わえると思います。

よーく探すと、クマノミも見ることができます。

クエフ島で見た、クマノミのペアの動画です。仲良し夫婦はいいですね~。

正直、沖縄には無数のスポット、無人島がある中、クエフ島は最高に良いとは言い難い印象です。その理由は後でも解説しますが、やはり珊瑚がいっぱい傷ついている点です。そして魚も特別珍しいものに出会うこともなかった点も残念でしたね。

ただ、シュノーケリング初心者が、安全にシュノーケリングをするには良いツアーだと思います。

クエフ島は那覇の近くの無人島!船で20分程度とかなり近い!

クエフ島は慶良間諸島の一つですが、那覇港からは12キロと、沖縄本島からかなり近い無人島です。

那覇港「とまりん」に船がある

ツアーに申し込んでいきます。集合場所は下記のとおり那覇港「とまりん」内です。那覇港の中でも少し奥にあります。船がいっぱいあるので、間違えないように、早めに行くと良いでしょう。筆者たちは8時30分発の船だったので8時前には現地につきました(1番乗りでしたね)。

受付では、申込書や承諾書のようなものを書きました。この点を踏まえて少し早く行きましょう。

クエフ島行きのツアー価格

筆者が申し込んだのは下記のツアーです。価格は6,000円くらいだったと思います。

◆無料レンタルで借りたもの

・シュノーケル(マスクも)
・フィン
・ライフジャケット
・タオル

がレンタル込みの値段なので、高くはないと思います。しかも、シュノーケルのメーカーはGULLですから、筆者が普段使っているものより高級品で水中で見やすかったです。

◆自分で用意したもの

・ラッシュガード
・海パン
・軍手
・水中カメラ

これらは借りることができないので、自分で用意しましょう。筆者たちはすでにラッシュガードと海パンで、来ましたから着替える必要がありませんでした。

船の中は結構広い

船には20名以上の参加者と5名以上のスタッフがいました。船も結構大きいいです。

荷物は下記のようにラックがあり、シュノーケリング中はここに置きっぱなしにします。でも貴重品がちょっと不安ですよね。

しかし、船に乗る前に「船の待合室」のような建物が、船の近くにありました。

船の近くに「待合室のような建物」があり、そこにはコインロッカーもある!

下記の建物が、クエフ島行きの船の近くにあります。おそらく待合室のような場所ですね。筆者たちは事前にここに寄りました。

なんとコインロッカーがあるのです。ここに財布とか貴重品を預けておけば、シュノーケリング中も安心ですね!

この待合室では自動販売機もあるのでジュースも買うことができます。

シャワー室も船に完備!

下記の写真の奥にあるのがシャワールームです。帰りにシャワーを浴びることもできます。船なのにすごい!

ライフジャケットを着ることがルールになっていますから、筆者も着てみました。

8時半集合のツアーですが、この手のツアーは遅れてくる人も想定しているのか、出発は9時過ぎとなりました。筆者たちは13時25分の那覇空港の成田行き「バニラエア」で帰らないといけないので、

筆者「時間がないから早く出航してほしい!」

と心で願っていました。ツアー終了予定時間は12時30分(那覇港)となっており、55分で空港に行かなくてはいけません。今考えれば、こんなスケジュールを絶対にとるべきではありません。無謀です。

そこで筆者たちは、事前にスタッフに「13時25分の便で帰るのですが、このツアー間に合います?」と聞くと「あちゃー!ギリギリだよ、ツアーもお客さんによって、引き上げる人が遅い人いるからね~」と不安な発言。

「まー、間に合うようにがんばりますよ!」と言っていただけたので、なんとかなるかと思いました。。

船が出向しました。

わずか20分程度で、クエフ島に着きました。途中、大学生くらいの男性が船酔いで吐いていました。船酔いする方は、薬を飲むなど事前に用意しておくべきですね。

さーシュノーケリングだ!しかし、天気がイマイチです。

船からクエフ島までは「ゴムボート」で気持ち良い!

船はクエフ島には着岸しないようです。ゴムボートをジェットスキーで、参加者を数回に分けて運びます。

これはかなり気持ちいですが、油断するとサンダルが海に落ちます。結構なスピードで気持ちい良いです。

着いた!シュノーケリングは、船と反対側の場所で行うので、全員で移動します。

シュノーケリング前に、全員で並んでシュノーケリングマスクの曇り止めをもらいますが、筆者はキャンセルします。

海が汚れますからね。珊瑚にも悪影響だと思う。曇り止め使うにしても、ペットボトルの水を用意して海でシュノーケルを洗わないでとかの配慮があっても良いと思うんだけどな。。。残念ですが、ツアーの方はそういう発想はなさそう。

クエフ島でのシュノーケリング体験

さて用意ばっちりです!シュノーケリングするぞ!

下記のようにインストラクターについて行くので、はぐれないように、ゆるーいグループを作って行動します。中にはシュノーケリング初めての人がいて、足のつかないところに抵抗がある人もいました。そりゃ怖いですよね!!

クエフ島のまわりは、このような珊瑚が一面に広がっています。

残念ですが、海岸近くの珊瑚の頭部分は、剥げている珊瑚が多いです。原因はこのツアー参加者でしょうね。私のツアーでも踏んでいる人が何人かいました。せめて、ツアー開始前にスタッフが「珊瑚は踏まないでください」と言ってくれれば、だいぶ防げるのですが。

(ただ、筆者も踏んでいる人に勇気がなく注意できませんでした。人のことばかりせめれませんね。情けないです。)

ムラサメモンガラです。たくさんいますね!

このような、餌を事前にもらいます。

魚がめっちゃきます。これはシュノーケリング初体験の方は相当面白いと思います。

このような風景が一面に広がっています。

魚は結構いますが、なんか興奮しません。前日は座間味島の「ガヒ島」「アゲナシク島」でシュノーケリングしたので、どうしても見劣りしてしまいます。魚も珍しものは見かけませんでした。

少し晴れてきましたね。

珊瑚の合間にはデバスズメダイがいっぱいいます。

少し沖までスタッフが連れてってくれます。ここまでくると2メートル以上あります。これ以上は深くなりませんでしたので、比較的初心者には安心ではないでしょうか?

おや、ハマクマノミの幼魚です!やっと珍し目の魚とあえましたね!おそらくツアー参加者のほとんどはクマノミをみつけていないと思います。よーく探す必要がありますね。

下記はカンモンハタだと思います。

お、サザナミハギ?かな??なんだろう?

お!クマノミだ!大人です

ブイの近くにはこりゃめずらしい!サヨリの幼魚ですね!こんな小さい個体は初めて見ました!

結構、珊瑚が傷ついている。この記事を読んだ方は珊瑚を踏まないでくださいね。

と、11時過ぎには撤収がはじまりました!

撤収は早めです!シュノーケリングの時間は1時間くらい!

12時30分に那覇港に着く予定でしたが、実際は12時前につきました。「はや!1時間30分は余裕ある!やった!」

これならなんとか、13時25分の便に乗れそうです。

帰りの便(成田空港行)は13時25分!飛ばして空港まで行きます!

筆者たちはコインロッカーで荷物を改修すると、タクシーで那覇空港まで一気に行きました。

タクシー乗り場が船の近くにあるので、非常に便利です。ただ、この日はツアーのスタッフが私たちが急いでいることを配慮してか、タクシーを用意してくれてました!なんて優しいツアー会社なんだ!

予定より30分以上も早いので、こりゃ楽勝かと思いました。道もすいてましたしね。タクシーで15分くらい(うるおぼえです)で那覇空港につきました。

しかし、筆者たちは油断はできません。なぜならLCC(バニラ・エア)だからです。JALやANAと違い、LCCはターミナルが非常に遠いのが弱点です。LCCで沖縄に行く人は帰りに時間は要チェックが必要です。

荷物は7キロまで無料!帰りはラッシュガードやタオルが水を吸って重い!

LCCの受付で相当手間どりました。

機内に持ち運べる手荷物が7キロ以下にしないといけないからです。それ以上はお金が取られます。

筆者はシュノーケリング直後にきたため、水を吸って荷物が重くなっているのです。しかたないので、タオルを羽織り、なんとか荷物を7キロ以内にしました。

時間にして10分はもたつきました。

なんとか間に合いました!午前のツアーでは、間に合わないと思った方が良いでしょう

LCCの登場手続きが終わり、少しの余裕ができました。

このスケジュールは間に合うかどうかは紙一重ですから、午後一の飛行機の方は、このツアーはやめておいた方が良いでしょう。どうしても13時25分の便の帰る方は、那覇近くの海岸で、時間に余裕を持ってシュノーケリングするのをおススメします。

このように、飛行機を待つ間、売店があるので食べ物や飲み物を買うこともできますよ!

やった!なんとか間に合いましたね!

最後に「クエフ島」のシュノーケリングはおススメとは言えませんが、シュノーケリング初心者が安心できる楽しい場所だと思います

今回は2泊3日の沖縄旅行の最終日にシュノーケリングに行きました。

8月の沖縄は混むので、帰りの夕方の便はすぐに埋まって予約しづらいですから、沖縄13時25分発の方向けに、シュノーケリング体験記を書いてみました。

筆者たちは間に合いましたが、何か一つが計算外になると、飛行機を逃すことになるので、午後一番での飛行機の方はこのツアーはやめておいた方がいいです。

クエフ島は、多くの人が訪れる場所のためか、珊瑚はダメージがあり、魚も珍しいものに会えませんでした。筆者のようなベテランの方にはおススメできません。

ただし、シュノーケリング初心者が行けば、きっと楽しめると思いますよ!




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ABOUTこの記事をかいた人

2011年よりシュノーケリングをはじめる。主に葉山、三浦半島、真鶴、伊豆でシュノーケリングを行っている。世の中にシュノーケリングを身近なアクティビティに感じてもらうためにシュノーケリングメディアとして当ブログを書き始めた。現在は夏には10万人以上が見るメディアとなる。