綺麗で静かな館山の坂田海岸でゆっくりシュノーケリング!

千葉の館山にはいくつも海岸があり、その中でも坂田(ばんだ)海岸は遠浅でゆっくりシュノーケリングできるポイントです。(坂田海水浴場という言い方の方が一般的です。)

特徴はまずは遠浅で綺麗な砂浜です。海の中はアジの群れやイワシの群れが立派でした。そしてなんとすごい生物をみることができました!(ブログの最後の方に紹介してます)東京から行くには少し便が悪いのですが、行く価値はあります。ただし、このポイントは釣り人が多いので、それを配慮しなくてはいけません。また帰りのバスの時刻は平日は本数が少ないので事前に確認しましょう。

それでは、本日は館山の沖ノ島では味わえない、ゆっくりした海岸の坂田海岸でのシュノーケリング体験をご紹介いたします。

館山の坂田海岸でのシュノーケリングの特徴は?

海がキレイな砂浜です。そして遠浅なので素潜りできる深さはありませんし、端っこの岩場付近にいかないと魚もいません。しかし、端っこの岩場付近にはそれなりに、魚がいて、イワシやアジの群れがとてもきれいでした。

手っ取り早く、この場所のシュノーケリングの様子を知りたい方は、下記の20秒の動画をご覧ください。

それでは、坂田海岸の場所や行き方から、ご説明いたします。

館山の坂田海岸(ばんだ海岸)はどこにあるの?

下記の図の赤い印のところが坂田海岸です。青い四角が館山駅周辺です。館山駅から10キロのところにあります。バスで40分かかります。

坂田海岸

坂田海岸にはどうやっていくの?

車でも電車でもいけますが、筆者は東京駅からバスで館山駅に行き、そこからバスで坂田海岸に行きました。

車の方

カーナビに館山でエリアを絞って「坂田海水浴場(ばんだ)」を探せばいけると思いますが、駐車場を確認できませんでした。また公式ホームページにも「駐車場なし」と書いているので、車を止めれるかは定かではありません。

電車の方(あるいは東京駅からバスの方)

私はこの日、東京駅からバスで行ったので、その日のストーリー順に解説いたしますね。

坂田海岸に行くためには、まずは館山駅に行きます。東京駅からのバスが非常に便利で筆者もこれで、行きも帰りもいきました。八重洲南口です。

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チケットは指定席をここで買います。タッチパネルの画面操作で席を指定します。事前に予約する方法もあります。そしてチケット購入後は8番乗り場です。

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バスがすぐきましたね。私は荷物が多いので、バスの下の荷物を入れる場所にいれました。これは楽ちんです。

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館山駅に到着!だいたい2時間くらいです。途中何か所か止まります。

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このあとは、下記のようにバスを乗り換えます。

JR館山駅(東口)よりJRバス「洲崎方面ゆき」に乗り「坂田(ばんだ)」
で降ります。館山からは10キロで、40分かかります。

しかし、当日は私、バス停がよくわからなかったので、館山駅に隣接しているバスチケット売り場に相談にいきました。

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中のおばちゃんが3番乗り場で待てば、坂田に行くバスがくると教えてくれました!片道480円です。

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この辺のバスに興味あるかたは、下記画像をクリックして拡大してください。値段やバス停名が書いています。

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へーあのダイビングで有名な「西川名」や「伊戸」もこのバスでいけるんだな~!いつか行こう!でも今日は坂田海岸です。

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念のため、ほかの地図も撮影しておきました。ご参考に。

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バスがくるまでまだ時間あるから、館山駅から100メートル先にセブンイレブンがあるから、買い物しておこう。シュノーケリングあとのお酒も買わないとですね。

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バスがきました。乗っているのは私以外全員地元の方です。平日だし、バスすいているな。

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距離の割に時間がかかるバスです。止まるバス停が多いからですね。まーここはゆっくり行きましょう。

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海が見えてきました!テンションあがりますね!

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絶好の海日和!

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バス停「坂田」に到着です!いやー長かった。40分くらいかかりましたね。

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そしてバスは行ってしました。

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さて、海に行く前に帰りのバスの時刻をチェックしよう!帰りのバス停はあの小屋だな。

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どれどれバスの時間をみてみよう。

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現在11時過ぎです。おいおい!平日はバス14時59分のバス逃すと、次は17時35分って!なんだよ~16時とかに帰りたかったのにバスないのか!しょうがないなー。もっとゆっくりしたかったけど、14時30分には撤収しよう!

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少し、帰りの時間が早くなりましたが、それでも3時間30分くらいはあります。さっそく潜るポイントをさがしましょう!海にいきます。まずが目立つ建物、どうやらトイレのようです。立派なトイレだ!

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砂はこんな感じです。砂浜は小さい穴が無数に開いています。下の写真を拡大すると写真右上に虫が写っています。こいつが穴をあけているようです。

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海がきれいで、テンションあがっちゃいます!

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シュノーケリングのポイントの基本は岩場ですから。海を正面にして、坂田海岸の右側のポイントで潜ることを決めました。

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しかし、綺麗な砂浜だ。

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岩場に到着。ただ残念なことに釣り人がいます。「あのひとと潜りたい場所かぶるなー、邪魔にならないように潜ろう」

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時間もないので着替えました!シュノーケリングです!6月ですがラッシュガードです。

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坂田海岸のシュノーケリングポイントは?

下記の赤い四角の枠の場所で潜りました。バス停からは3分か5分くらいです。坂田海岸が遠浅ですから、素潜りなどはできません。そういう意味だと初心者や子供に向いてるポイントですね。

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坂田海岸でシュノーケリングをしてみた!

さっそくシュノーケリングしてみると、遠くに何かの群れがいました。一瞬でわかりませんでした。

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そして、ベラたちです。

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釣り人がいたので、岩場から海岸の方に向かいました。下記のようにすごくキレイなのですが、魚がいません。

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少し海岸の方に戻ると、小さい岩場があったので、この辺を潜りました。

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「ギンポとかいったけど、やはりあの釣り人らへん岩場がいい戻ろう」そして5分くらい泳いで、再び最初の岩場周辺です。

おおお「イワシの群れか!!!」

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うわーー!イワシがでかい!多い!

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なんか、よく見るとイワシだけじゃないぞ!「あれれイワシの下にアジらしき群れもいるぞ!!子アジの群れだ!」、実は筆者はこんなに関東の海を潜りまくっているの「アジ」を見たことがなかったのです!アジみれて感動!!きてよかった!(でもなんか写真をよく見ると、背中に模様があるやつがいる??サバの子供もまざってる??どなたか知っていたらコメントください!)

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だいたい1時間くらいシュノーケリングをしました。いやー楽しかった。アジも初めてみたし、もう満足。だけと隣もう少し奥にいけるな。行ってみよう。と筆者は海を正面にして、さらに右側奥のいわばに行ってみました。

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荷物も移動。一人なので常に荷物に気にかけないといけないのがつらいところです。

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かわいらしい海岸に到着。「うーん、水が汚いし、もうアジやイワシの群れで満足したから、ここはいいかな。。。いや、念のため潜ってみるか!」

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「水が濁ってる~」

「うわーイシモチかな?ベラかな、よくわからない魚だけど50匹はいるぞ、この魚はみたことあるけど、こんなに群れでみたの初めて」

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さて、あまり珍しい魚もいなそうだし、もう終わりにしてお酒を飲もう。と引き返したときでした。

「え!この生物何?????」

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「タツノオトシゴじゃないですか!!こんな浅瀬にいるのか!!」しかも巻き付いとる!!

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動画でもご覧ください。

いやーびっくりしました。まさかシュノーケリングでタツノオトシゴが見れるんですね。

あとで調べましたが、タツノオトシゴは全国いたるところにいるようです。しかも浅瀬にいることが多いとか。皆さまも浅瀬を注意を凝らしてみれば、タツノオトシゴに出会えますよ。でももしであっても、捕まえたりしないでそっとしてあげてください。見た目が漢方薬のような形で、乱獲がすすみ数が減っている種類もいるそうですよ。

シュノーケリング後、東京に帰る。

館山駅行きは14時59分がラストのバスです。(これを逃すと、17時30分までバスがありません)少し早めにバス停にいき、もう一度、時刻表をみました。

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「少し早く着いたから14時50分の電車で、バスで館山駅に帰るか。うん?この※印はなんだ??」

「え!※印は東京行き?????うそーーーん、こんな田舎(現地の方ごめんなさい)のバス停からダイレクトに東京駅まで乗り換えなしでいけるのか????すごーーい!」

というわけで、実は帰りのバスは、坂田海岸から東京駅までダイレクトに行けるバスなんです。これはスムーズです。バスが来ました。運転手に「2700円です(うる覚えです。たしかこれくらいの金額でした)」運転手にお金をはらい、東京駅まで帰ります。これは楽ですね!

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当然帰りには、事前にセブンイレブンで買っておいた、日本酒のみながら、今日のタツノオトシゴやイワシの群れの写真を見て帰ります。これは幸せです!

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さすがに疲れて、酔っぱらって、帰りのバスはぐったり寝てました。気づいたころにはアクアライン走ってました。

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坂田海岸にトイレはありますか?

バス停近くに立派なトイレがあります。

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坂田海岸にお店はありますか?

夏のシーズンはあるのかもしれませんね。しかし筆者がいった6月の平日は、店もしまっており、現地での調達は厳しいです。自動販売機はありました。夏はきっと大丈夫なのかな?知っている方コメントください!

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最後に

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館山の坂田海岸を紹介しましたが、いかがでしたか?本格的なシュノーケリングをする場所ではありません。浅い岩場付近にいるイワシやアジの群れと遊ぶのがいいでしょう。また釣り人が多いので、シュノーケリングは向いていない場所かもしれませんね。ただ、やはり三浦や伊豆とはみれる魚の傾向が少し違いますね。当然ですが場所も違えば、見れる魚もかわりますね。

釣り人とエリアが一緒になる場合は感覚をとりましょう。トラブルになることもありますから。また、シュノーケリングは波のない時にやりましょう。海に絶対安全はありえません。特に子供づれの方は気を付けましょう




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6 件のコメント

  •  こんばんは♪
     海大好きで伊良湖に暮らしてます♪
     西表島のシュノーケリングより、シュノーケリングって素晴らしいなって感動してます♪
     行き方まで豆にていねいに♪
     あったかいブログですね♪
     伊良湖シュノーケリングできるのかなあ♪ニコニコ♪

  • 坂田の素敵なご紹介ありがとうございます!わたくしも偶然この浜を知ってからのファンです。
    ちょっと知ったかします。
    ①駐車場の件
    無料で止められる敷地があります。しかしこの海水浴場のためという訳ではなさそうなので、管理責任は自分でということになりそう
    ②商店について
    画像にあった『森食堂』とても親切で太っ腹な名店だったのですが、もう何年も夏の盛りにも営業していません。
    残念ながら閉店されたのではないでしょうか。
    もう一軒個人宅でプチ海の家のよなものを経営されていた所があったのですが、こちらは廃棄物取り扱いのゴタゴタから?かやはり営業しなくなってしまっています。
    飲食物は館山駅から三軒ほどある『セブンイレブン』で済ましていかないとです。

    • taranosukeさん、
      いつもブログを読んでいただきありがとうございます。また情報を教えていただきありがとうございます。写真にある商店はもうやっていないのですね。やはり坂田海岸に行くときも、館山駅周辺で買い物を済ませてから行った方がよさそうですね!情報ありがとうございます。

  • 皆さんからの情報に感謝します。昨日から館山に来ています、今日は沖の島に行きましたが大変な混雑で、又、期待した程 海は綺麗ではなかったので明日は坂田海岸に行きたいと思います。

    • 沖ノ島は残念でしたね。海にはコンディションがありますから。坂田海岸はいかがでしたか?シュノーケリングに向いている海岸ではないですが、人も少なく落ち着く海岸です。

  • Naoko Tokunaga へ返信する コメントをキャンセル

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    ABOUTこの記事をかいた人

    2011年よりシュノーケリングをはじめる。主に葉山、三浦半島、真鶴、伊豆でシュノーケリングを行っている。世の中にシュノーケリングを身近なアクティビティに感じてもらうためにシュノーケリングメディアとして当ブログを書き始めた。現在は夏には10万人以上が見るメディアとなる。