秋の連休で時間があった筆者はどこか新規のシュノーケリングポイントがないかインターネットで探していたところ、ダイバーで有名な伊東市の富戸という地名に行きつきました。
しかしこの富戸。調べれば調べるほど「ダイビング」の情報しかなく、富戸にはダイビングスポットの「ヨコバマ」と言われる場所があります。シュノーケリングもダイビングショップのサービスで7月と8月のみサービスを提供しているみたいなのですが、インターネットの情報だけではよくわかりません。
「ええい!現地に行ってみよ!」と思い2015年9月24日に富戸漁港のヨコバマ(漢字で横浜)に行ってきました。
結論から言えば、波がまったくない日はヨコバマでのシュノーケリングは可能ですが、ダイバーが多い場所でシュノーケリングを行うのはどこか気を使ってしまう。そしてヨコバマのすぐ隣の湾でシュノーケリングできるポイントを見つけてしました。
今回は富戸のヨコバマをシュノケラー目線でのレポートです。
富戸のヨコバマはどこにあるの?
伊豆半島の東側の割と上の方にありますので、東京からのアクセスは比較的よいです。特に筆者のような電車移動メインのシュノーケラーには、南伊豆よりだいび近くていい場所です。

富戸のヨコバマにはどうやって行くの?
車の方
カーナビで「〒413-0231 静岡県伊東市富戸987」で調べてみてください。下記写真のように有料の駐車場があることは確認できました。1000円です。

電車の方
熱海で伊豆急下田線に乗り換えます。富戸駅までのります。各駅ですと片道二時間半です。東京から熱海まで2時間。熱海から富戸まで30分くらいです。新幹線など使えば1時間30分程度の距離ですが、筆者は安い各駅がおすすめです。東京駅からだと片道2762円です。
電車で降りたら歩いて行きます。
富戸駅の写真。かなりローカルな場所です。

そしてここから徒歩です。バスなどもあるようですが本数が少なく、タクシーもいませんでした。約2キロあります。下記がみずらいのですが現地で撮影した地図です。右の枠が駅です。左の枠が富戸漁港です。イメージ的には山道を下って、海沿いの道に出て、ひたすらまっすぐ行く感じです。富戸漁港を目指します。

駅から下るとこんな風景

300メートルくらいあるくと商店が。ここをまっすぐではなく、右の小道に入ります。※まっすぐ行っても着きますが遠回りです。
ここを右に曲がったら、また分岐がありますので、下っていくイメージで左です。海を目指していきましょう。

このような道をどんどん下ります。帰りが相当しんどいです。

途中スーパーがありました。買い物はここでしないともう何もありません。でも現地には自動販売機があります。

途中観光者用に地図があり、現在地を確認。富戸漁港まではもう少し。

海沿いの道をひたすらまっすぐいきます。バス停もみかけますがバスとはすれ違わなかったので本数がものすごく少ないのであてにはしない方がいいですね。

海沿いの道をまっすぐ行くと見えた~!富戸漁港!

まっすぐ来た道を左にまがりはいります。駐車場がみえました。

途中の道で撮影しました。ここはワキノハマと呼ばれてここからもダイバーがエントリーするようです。

現地には大量のダイバーがいます。

まっすぐ道なりに進むと漁港っぽくなってきます。

どうやら観光船がここから出ているようです。ダイバーにまざり観光客も結構いました。

綺麗な漁港です。ひたすら道を進みます。

そして突き当りに到着。周辺を撮影。



そしてヨコバマはどこだろう??と思い下の写真の堤防を上って撮影したところ、

下記写真がヨコバマです。ダイバーさんがいままさに海からかえってきたところですね。

そして再び堤防の中を撮影した写真。しかしダイバーばかりだ。9月という時期のせいでもあると思うのですが私みたいなシュノーケラーなど一人もいない。

ヨコバマに行ってシュノーケリングできるか調査
そしてダイバーしかいないところで、すごく気まずいのですがヨコバマに行ってみました。


率直に思ったのがこの場所は波がいつも強そうだ。そして外洋がすぐというシチュエーションもあんまりシュノーケリング向きではない。しかも今日は波が東伊豆は弱いといわれていてもこれくらい波があるということは、普段も波が穏やかな日は少ないのだろう。
そして何より、ダイバーしかいない中ここでシュノーケリングをやる勇気もわかない。ダイバーとシュノーケラーは知らない人が見ると近しい人種ですが、この場所でこんなに違いというか違和感を感じてしまうのうはなぜだろう?
結局ここでは潜らず、様子を見るだけにしました。悔しいから海の中に顔だけ突っ込んでみましたが、この日は波も強くあまり綺麗ではありませんでした。
そしてシュノーケリングは無理と判断し引き返そうと思ったその時!なんと隣の場所でシュノーケリングしている人がいた!!そこはヨコバマではなく隣の湾内です。※当然船もいますので、漁業関係者の邪魔にならない範囲です。写真の10メートル四方の範囲です。

子供だけどシュノーケリングしてるじゃないか!って事は筆者もできるではないか!

しかも初心者ダイバーがここでシュノーケリング講習も受けている!これは私が潜っても大丈夫そうだ。

現地人のおじさんっぽい人は潜って何か捕まえてる。漁業関係者かな?

というわけで湾内をシュノーケリングしてみることにしました。まずは私の私服はウェットだらけのダイバーの中ではかなり浮いています。ひとまずこの違和感を少しでもなくすためにラッシュガードに着替えました。幸い私のラッシュガードは黒くて遠くからみるとウェットの人と大差ないな。。。多分。

荷物は、湾の海に入る直前の場所にダイバーさんもたくさん荷物を置いてあったので私もおかせていただきました。

そして潜ってみました。

うお、すごい透明度だ!湾内で波がないから水もまったく濁ってない。魚もいるいる!

どんな魚がいましたか?
潜ってみると、水が抜群な透明度のためか魚が映えてみえます。ソラスズメダイやオヤビッチャなどの熱帯魚がたくさんいます。


いつも伊豆半島で見るのですが、クロモンツキ。


この白い魚はシロギスです。

アオヤガラ?もしっかりいました。

そしてなんと、こんな10メートル四方の小さい場所のシュノーケリングで何も期待していなかったのですが大物が!トラウツボです!!2メートルくらいしたに発見しました。

かなり威嚇されてましたが、めげずに素潜りして撮りました。いつみてもトラウツボは素敵なガラだ。ウツボとの違いは顔のツノみたいな突起物ですね。トラウツボにはあってウツボには突起物はありません。

トイレやシャワーはありますか?
ダイバーさんが集まる場所なので、トイレは2つありました。シャワーやお風呂もありますが当然それを使えるのは施設を利用しているダイバーだけです。
トイレの写真

最後に

いかがでしたか?シュノーケリングする場合は夏にダイビング教室にお金を払ってインストラクターつきでやるのがいいのではないかと思いますが、そこまでしてこの場所でシュノーケリングをする必要もないかな?というのが筆者の感想です。また後でブログ読者から聞いた情報ですとヨコバマでシュノーケリングするのは問題ないそうですが、湾内で泳げるのは9月半ばくらいまでのようです。
そしてヨコバマで潜る事はできませんでしたが、伊豆らしい多くの魚にであえる場所でまたいつかチャレンジしたいですね!
シュノーケリングは今回のように実際に現地に行ってみて、発見するという楽しみもあります。しかし当然ながらそこには危険もともないます。筆者は今回一人でいきましたが一人で行く場合は下記の判断基準を絶対守ります。
・波が少しでもあれば入らない。
・沖まで行かない。
ダイビングと同様にシュノーケリングもバディが必要だと思います。※一人で行ってるじゃん!って突っ込まないでください。
安全を確認して余裕のあるシュノーケリングを心がけましょう。
東京在住のシュノーケル大好き人間です。時々見て参考にさせてもらってます!
伊東の川奈海水浴場もすごくいいですよ!
トミーさん、実は私も気になってたんですよ、川奈海水浴場!10月か11月のどこかで取材しにいって、皆様にブログで紹介したいです!行ってみますね!
正確には、川奈海水浴場から、陸から海を向いて左手に数百メートル行ったところの岩場付近が最高のポイントでした。
その日のコンディションにもよると思いますが透明度はかなり期待できるはずです。
トミーさん!楽しみです。あとは波と天気がいい日があれば、川奈にすぐにでも行きたいです!トミーさんの情報を頼りにして行ってみますよ。ありがとうございます!
海保の指導で富戸のダイビングセンターはスノーケリングでも一人での利用がNGみたいですね。
Piccoliさん
そうでしたか、富戸では一人でシュノーケリングをしないようにしないといけませんね。ありがとうございます。
富戸で自由にスノーケル出きるところを探していました。
大変分かりやすいレポート!
とても参考になりました。ありがとう(^^)/
いまいさん、
コメントありがとうございます!気をつけてシュノーケリングを楽しんでくださいね!
丁寧なレポートありがとうございます!今週末、富戸に行くのでついでにちょこっとスキンダイビングできる場所を探していますが、ひとりでは厳しそうですねーもちょい探してみます!
reiさん、
コメントありがとうございます。察するにreiさんはベテランかな?だとすると、ヨコバマの記事でおススメしたポイントはつまらないかもしれませんね。富戸あたりの東伊豆で上級者向けだと、どこでしょうか。。もし、いいとこあれば、またコメントで教えてください!私も潜ってみます!