初夏の5月6月がおススメの「らららサンビーチ」でシュノーケリング

「らららサンビーチ」は伊豆の沼津から大瀬崎に向かう途中にある人口ビーチで、砂はサラサラで南の国のような雰囲気です。シーズンの7月8月は家族ずれでかなり混みますが、5月6月であれば、ガラガラです。

筆者はらららサンビーチに2017年5月20日に行きましたが、春にしては魚を多くみることができ、またムツの群れが1000匹以上いて、最高の思い出になりました。また湾になっており、波がほぼないため比較的安全なのもシュノーケリング初心者には良いポイントです!

人口ビーチと思って、舐めて潜ってみたらビックリの結果でシュノーケリングベテランの筆者にとっても最高の思い出になりました。僕はすっかり、らららサンビーチが大好きになりました。何度もシュノーケリングするような場所ではないですが、またいつか潜りたいと感じさせてくれたポイントです。

本日は関東や伊豆のシュノーケリングポイントを熟知した筆者がらららサンビーチについて、詳しく解説いたします。

まるで南の国のような細かい砂のビーチが特徴

らららサンビーチは人口ビーチだけあって、沖縄のような細かい砂が特徴です。下記の写真は5月の平日ですから、こんな天気の良い日でもガラガラです。一瞬入るだけで有料な雰囲気のビーチですが、無料で誰でも利用できます。

砂はこんな感じです。細かい砂でしょう?きっとどこからか持ってきたんでしょうな。

意外に魚がいっぱい!!ムツの群れにビックリ

シュノーケリング上級者にとっては「こんなとこに魚いないでしょう~~」と思われるかもしれませんが、実はこの場所魚がたくさんいるのです!筆者も潜ってビックリしました!さすがは伊豆です!

上記はムツの幼魚の群れです。1000匹以上してビックリしました。潜った時期が5月ですからね。春はムツの幼魚の群れが圧巻の迫力で、関東・伊豆の春シュノーケリングを彩る魚です。ムツは大きくなると深海に行くそうです。

シュノーケリングのお約束のスズメダイもたくさんいました。このように、「らららサンビーチ」はシュノーケリングスポットとしては「馬鹿にできない!」くらいの楽しさがあります。

それでは、らららサンビーチはどのように行くのか?解説いたします。

らららサンビーチはどこにあるの?

まずはGoogleマップを切り取った下記の地図をご覧ください。このようにらららサンビーチは西伊豆の行く途中にあるイメージです。大瀬崎や井田がダイビングで有名ですが、そこに行く途中にあります。沼津から車で空いていれば30分から40分くらいです。

東京から行くシュノーケリングスポットとして考えれば、近い場所とは言えませんので「関東近郊でここはおススメか?」と言われれば、真鶴の琴ヶ浜や葉山の芝崎海岸の方がだいぶ近いのでなんともいえません。ただ、らららサンビーチはシュノーケリング初心者向けの場所で、湾なので波が無く、かつ魚が結構いるので行ってみる価値はあるでしょう。

地図の写真を撮りましたので、下記も行き方の参考にしてくださいね。

らららサンビーチの行き方

らららサンビーチに行く方は、下記の情報とともに、市のホームページが情報が充実しているので下記も一緒にご覧ください。私もこの記事の参考にしてます。

沼津市観光情報の公式HP:http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kankou/asobu/kaisuiyoku/rarara/

車の方

カーナビで「らららサンビーチ」とセットすれば出てくるような観光地です。出てこない場合は「沼津市西浦平沢517-4」で探してみましょう。

土日に行く場合は、行きも帰りも東名高速道路が非常に混みますから、ピークの時間を外すと良いですね。

らららサンビーチには大きな駐車場があります。130台の注射が可能です。料金は700円(普通車1日)です。しかし7月8月のピークは1000円です。あとバイクは200円です。

◆らららサンビーチの駐車場の写真

らららサンビーチの開園時間が8時30分~17時までなので、「夕方は車が混むから20時にゆっくり帰ろう!」というテクニックはらららサンビーチの駐車場ではできませんので、ご注意ください。※筆者は車で西伊豆によく友達と行きますが、帰りの東名高速の渋滞を避けるために、現地を20時に出発するようにしています。東京から来ると土日は本当に混みます。

また、夏は要注意です。7月8月の土日のらららサンビーチはすごく混むとの情報を読者から聞きました。もし夏にらららサンビーチに行く場合は、早めにいかないと駐車場が入れなかったりするのでこの点も要注意です。

電車の方

電車の方の場合、東京あたりから「らららサンビーチ」までの往復交通費の目安は8,000円~1万円と見積もっておきましょう。

東京から電車で来られる方は、まず「沼津駅」まで行きます。JR東京駅から沼津行きの電車もあります。オレンジの東海道線が便利です。直通が無いときは「熱海駅」で乗り換えます。

新幹線だと「三島駅」で降りて、東海道線に乗り換え「沼津駅」まで行きましょう。

◆片道料金の目安

普通電車の場合:東京駅からは2,770円 2時間18分(目安)
新幹線の場合 :東京駅からは4,000円 1時間9分(目安)自由席の場合

新幹線の方は「こだま」に乗ってください。間違って「のぞみ」に乗ると名古屋まで行ってしまいますよ!また「こだま」は1号車から7号車、13号車から15号車と自由席が多いのが特徴ですから、東京駅始発なら自由席でもだいたい座れます。

沼津駅からはバスを使おう!

電車の方は「沼津駅」からはバスを利用することになります。バス停は8番線です。そしてバスは1時間にたった1本です。

◆バスの時刻表の写真

拡大してみて欲しいのですが、すごくわかりにくいです。すごく気をつけて欲しいのですが「江梨(えなし)」行きか「大瀬崎(おせざき)」行きに必ず乗ってください。他のバスは「らららサンビーチ」につきません。間違っても「木負」行きに乗ってはいけません!らららサンビーチのずいぶん前で降ろされてしまいます!

東京から電車の方は

「8時25分 江梨行き」
「9時25分 江梨行き」
「10時55分 江梨行き」
がおススメです。ここからバスで混んでなければ45分程度で着きます。※最新の情報は現地で確認してください。

なにせバスは1時間に1本しかなく、待ち時間がずいぶんありますから、バス停8番線の前に「セイジョー」というドラッグストアがあり、弁当やお菓子などが豊富にありますから、ここで買うのが安くて良いでしょう。現地のらららサンビーチは平日は食べ物が売ってないようですので。(この辺ははっきりしたことはわかりませんので参考に)

バスの料金は降りる時に払うタイプです。スイカは使えません!片道880円です。事前に小銭を用意しておくと、降りる時スムーズですよ。(西伊豆の電車シュノーケリングは東海バスにお世話になることが多く、スイカが使えないので、いつも事前に小銭を用意する筆者です。A型なんで結構計画立てて行きます。)整理券を忘れずに!

筆者(41歳。。)の財布は恥ずかしいのですが「バリバリ財布」です。海用の財布はこれが便利です!海に行くときは無くした最悪の事態にそなえて普段の財布を使わず、現金のスイカカードだけ入れてあります。

さてバスで出発だ!

最初は市街で風景もつまらないのですが、そのうち海になります。

海を見ながらのバスは気分が良いです。

途中で客は私だけに!5月の平日はこんな感じです!思わずウキウキです。

さて、つきました!らららサンビーチです。降りる時にお金を払います。

ちなみに帰りは、「沼津駅行き」と「江梨行き」は同じバス停です。(わかりにくい!)

下記の時刻表を参考にしてくださいね。最終バスが17時11分です。らららサンビーチは17時閉まりますから、ちょうど良いですね。乗り過ごすと、20キロもありますから、タクシー代が馬鹿になりませんよ!

また帰りもバスの本数が1時間に1本程度です。事前に帰りのバスの時間を決めておくと良いでしょう。

らららサンビーチでシュノーケリングをしよう!

さてビーチにつきました!5月の平日は人もまばらです。早速もぐりましょうかね!

らららサンビーチは、小さな湾になっており、どこがポイントと言うほど大きな場所ではありません。下記の写真あたりからざぶーん!と潜ってみました。ちなみに5月だと私しか潜っていませんし、この時期は監視員もいません。沖にいけないようにロープがはってあります。※監視員は夏はいます。

※繰り返しますが、シュノーケリングは自己責任のスポーツです。海は危険と隣り合わせです。絶対安全なシュノーケリングポイントなど存在しません。自信のない方や経験のない方は止めておきましょう。

そして潜ってわかったのが、意外に深い!ということです。潮が高い午後に潜りましたが一番深いポイントで3メートル以上あります。5月なので水草が生えてますね。

可愛い稚魚がいっぱい!ハゼかな?まーこの時期の海は稚魚だらけですね。(拡大すると稚魚が見えます!)

お!キュウセン!だ

左下はクロダイの幼魚です。

ソラスズメダイの小さいやつもいますね。まーこの時期はお約束の魚で珍しいことはありません。(拡大してくださいね。真ん中の青いヤツです)

なんだ、潜ってみたけどあんまり魚いないな。。。よし、少し深いけどもう少し沖近くの堤防っぽいところ付近!下記の写真あたりに行ってみよう!

ここに来ると風景がガラッと変わります!(深さもマックスに!)

筆者「魚がめちゃくちゃいる!!というか、他のシュノーケリングスポットと比べても、結構いるぞ!」

赤い魚はチャガラです。

スズメダイです。多いなー!

動きの少ない魚。ネンブツダイです!

「うお、堤防っぽいとこ付近は、水草もボーボーに茂ってて、それが海の中の風景を複雑にしてて、魚が水草に隠れてるのか、めちゃくちゃいるぞ!」こりゃー天国!繰り返しますが、下記写真あたりです。この辺は深いです。泳ぎができない人は無理です。浮き輪が必要ですね。足はまったくつきません。

そして、この辺りをウロウロ泳いでいると

筆者「うわー!ムツの幼魚の群れだ!なんつー数だ!1000匹はいるぞ!」

写真では、この群れの迫力が伝わらないので、下記の動画でご覧ください。10秒程度です。

この日は5月ということもあり「春濁り」まっただ中の海なのが残念ですが、それでも随分楽しめました。

シュノーケリングが終わったあとは、ビーチでゆっくり!夕焼けがとても綺麗

5月はまだ水が冷たいです。通常ならばウエットスーツが良いでしょうが、私は春のシュノーケリングに慣れており、ラッシュガードで潜っています。下記の写真は、乾かしている写真です。

海が本当に綺麗だ。(潜ると春濁りですが)ちなみに「らららサンビーチ」の水質はAAでなかなかのものらしいですよ。秋とか面白そう。(夏は家族ずれやカップルだらけでシュノーケリングできないのでは??)

シュノーケリング後は、事前に買っておいた日本酒が美味しい!水が冷たい5月は1時間1本勝負!シュノーケリング終わったら海岸でキレイな海と夕焼けみながらお酒を楽しみます。

おお、パドルサーフィンやっている。この場所なら波ないし、沖に行けないし、初心者も安心だよね。

らららサンビーチにトイレやシャワーはありますか?

シャワーもトイレもバッチリあります!キレイですし、水のシャワーは無料です。温水シャワーが200円かかるみたいです。更衣室もあり、施設的にはバッチリです!

足だけ洗う場所もあります!

もっと詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。

沼津市観光情報の公式HP:http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kankou/asobu/kaisuiyoku/rarara/

らららサンビーチに飲食店はありますか?

5月20日の平日はお店が開いてませんでしたが、土日は開いていそうな感じです?かね?(夏は毎日やってそうですよ。この辺の情報は適当です!)

参考までに写真をのせときます。私は沼津駅で食べ物や飲み物を全て仕込んだので必要ありませんでした。(この辺の詳しいことはわかりません。やはり沼津駅で全てをそろえるのが正解ですね!)

ちなみにらららサンビーチの外にコンビニやお店は皆無ですし、何も買えません。できれば沼津駅で仕込んできた方が良いでしょう。らららサンビーチの前に自動販売機はあった!下記です。

小さい子供がいる場合は、海岸のとなりに磯遊び施設あり!これはいいかも!

らららサンビーチは、潜って少し沖に行くと結構深いです。足がつかなくなります。泳ぎが苦手な子供がおぼれる可能性があります。小さな子供はビーチのとなりに磯遊びコーナーみたいのがあったので、そちらをおススメしますよ。

らららサンビーチのまとめ!おススメは5月6月!夏は混みすぎ!

らららサンビーチのおススメは空いている5月6月ですね。シュノーケリングが慣れていない人は水が冷たくて無理かもしれませんが、私のようにシュノーケリングを趣味にしている人にとっては初夏はおススメです。9月10月はらららサンビーチで潜ったことありませんが、熱帯魚も期待できそうです!多分良さそうですね!

らららサンビーチでシュノーケリングする場合は、平日がおススメですね。夏はあまりに混むので、車が入りきらず、隣の久連海岸という小さな海岸まで、人でいっぱいになるそうです。

また、沖にはロープが張ってあり、ロープを超えなければ、波もなく比較的安全な場所だと言えますが、海に慣れていない人や子供には、少し深いので、注意が必要です。

※海に絶対安全はありえません。お酒を飲んで潜ったり、子供から目を離さないでください!また不安を覚えたら潜らないのが一番です。シュノーケリングは危険と隣り合わせのスポーツです。普段より意識を高く持ちましょう。

では、またブログをボチボチ更新しますね。ブログの更新頻度は年に数記事です。もっとシュノーケリングの情報欲しい人は、Facebookページに「いいね」押してくれれば、頻繁にシュノーケリング情報を更新しているので、興味ある方は、ぽちっとお願いします!僕も人数が増えるとモチベーションが高まります。




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5 件のコメント

  • こんにちは!毎度ブログ楽しく読ませて頂いてます!近日中にシュノーケル行こうかと思うのですが(春濁ありそうですが)西伊豆〜南伊豆でおすすめのスポットはありますか?宜しくお願い致します!

    • ゆうさん、

      これはブログにも書かない内緒の場所ですが安良里海岸(西伊豆)のテトラポット沿いがおススメです!めちゃくちゃ魚いますし、全く混んでいない場所です。弱点は車でいけないところです。修善寺から東海バスでいつも行ってますよ。(時間もお金もかかりますが。。)最近は西伊豆の田子瀬浜も混みますからね。最高の場所ではあるのですが。

      • 有難う御座います。安良里海岸、正に穴場ですね!係留地のイメージしかなかったです。面白そうです!

  • こんにちは!いつもブログやFacebook楽しみにしています。私も6月中旬の日曜日に初めて行って来ました。タッパーを着ましたが、全然冷たくなかったです。防波堤辺りには、水草が繁っていて予想以上にたくさんの種類の魚が見れました。ただ、ソラスズメダイは、見れませんでした。バスを利用しましたが、空いていて良かったです。

    • おじさんライダー2号さん、
      らららサンビーチに、僕のブログを見て行っていただき嬉しいです!そうなんです!防波堤まわりは水草がすごくて、それが地形を複雑にしており、魚ががたくさん集まっているんですよね~。ソラスズメダイはいなかったんですね!ムツはいませんでしたか?6月は空いてておススメですよね~。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    2011年よりシュノーケリングをはじめる。主に葉山、三浦半島、真鶴、伊豆でシュノーケリングを行っている。世の中にシュノーケリングを身近なアクティビティに感じてもらうためにシュノーケリングメディアとして当ブログを書き始めた。現在は夏には10万人以上が見るメディアとなる。